弊社の医薬マーケティングコンサルティングは、これまで以下のようなケースでお役に立つことができました。
既存製品の適応拡大を控えているが、拡大する領域がフランチャイズではなく、社内リソースが不足している。このため他の製薬会社とのアライアンスの可能性を視野に入れ、現在自社内で検討しているものの、アライアンス条件の設定、複数のシナリオ分析、具体的な初回アプローチ方法について経験不足でアドバイスが欲しい、との依頼に応えて事業開発部門にコンサルテーションを実施。候補製薬会社とシナリオ設計、NPVに基づく採算性の検討を行なったうえで、アプローチの方向性をアドバイスした。
SWOT、クロスSWOT、STP、KPIなどの医薬品マーケティングプランのキモになる重要部分に関して、製品毎に担当のプロマネと面談しながらプランのレビューやアドバイスが欲しい、という依頼。次年度に向けたブランドプラン修正のために、マーケティングチームとの打ち合わせを行い、ブランドプラン改善のための連続ミーティングでファシリテーションを実施。次回までの調査・改善課題を決めて、半年間で6回連続で実施することで、ブランドプランがブラッシュアップされ、社内に伝達された。
プロジェクトチーム、またはブランドチームのキックオフ(立ち上げ)から、実行プラン作り、市場調査計画、社内を効果的に動かすためのインターナルマーケティングの方法などを戦略的にアドバイスした。
売り上げ予測を作成するのに必要な、主要アサンプションの整理を行い、そのうえでシナリオ分析を実施。ベースケースとハイケース、ローケースのシナリオを整備して、シニアマネジメントに提示できるように支援を行なった。また予測の過程と結果を透明化して、社内の公式な意思決定プロセスに組み込めるよう、社内プロセス整備について具体的にアドバイスを行なった。
開発製品のポートフォリオマネジメントを実施中の製薬企業新製品企画部門に対し、判断基準の明確化、標準化手法、シニアマネジメントに対するプロポーザル方法に関する助言を実施した。
Q&Aの準備状況、営業部(MR)、薬事、開発、マーケティングとの連携に関して、発売から半年間をシュミレーションして、課題を抽出し、準備を万全に出来るようアドバイスを行った。
強力な競合品が存在する(または、今後参入が確実な)ケースで、可能な競争戦略を事前にマーケターに考えてもらうために、自社と競合社の2社に分かれてビジネス・ウォーゲームを実施。その企画に関する助言と当日の実行支援(ファシリテーター)を行なった。