case 1. セミナー事例 外資系製薬会社【A社】
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外資系製薬会社のB社では、事前にマーケティング部に所属するプロダクトの担当者(プロマネ)に対してアンケートを行い、今かかえている業務上の課題をだしてもらい、研修ニーズを確認した。その後、マーケティング部長と相談の意うえで、要望のうちで共通性の高かった「業務の優先順位付け」を1つの研修テーマとして扱うことを決めた。この研修に際しては、座学での効果が限られることから、インバスケット方式で10数件の案件を用意し、対象者にはこれを一定時間内に「処理」してもらい、その結果を参加者どうしで互いにレビューし合う形の企画とした。医薬品マーケティングの実務がそのまま反映されている事例だったこともあり、好評であった。
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国内製薬会社のC社では、特定製品担当のマーケティングのチームメンバー(ブランドマネージャー4名)とマーケティング部長1名の計の5名での研修依頼を受けた。 現状の製品の課題を明確にし、次期のブランドプランにその対策が反映されるように、終日の集中研修を隔週で2日間行なった。(対面)
事前に守秘義務契約を締結して、ブランドプランを拝見したうえで、オンラインでQ&A時間を90分取り、現行プランの課題をクリアにした。
その結果、当該製品は製品ビジョンを明確にできていない(明文化された記載がない)ことが、社内(MR、MSLなど)や社外(KOLなど)へのメッセージ伝達を弱めていることが推測されたので、製品ビジョンの考え方とその活用法、さらに現時点でのKSF(重要成功要因)の検討、そしてインターナルマーケティング(社内への伝達やKPIの有効活用)を主な研修項目とすることで、マーケティング部長と合意し、それに添った2日間の研修プログラムを組んだ。事前に、読んで理解できる内容の主要なコンセプトはUMU(ユーム)にて、配信し反転授業の形式にて、講義時間を短く、メンバー同士の話し合い時間を拡充させた。
終了後、いまの課題が明確になり、次期プランを立てて説明するのが楽しみになってきたという、マーケティング部長のコメントを頂いた。
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